長蔵音頭とは

■岡山県高梁市有漢町で歌い踊られていた"長蔵音頭"は江戸時代に天明の大飢饉で苦しむ"川関村"を命がけで守った綱島夫妻の歴史を讃え伝える音頭である。

■昭和後期に社会構造の変化に伴い郷土文化が急激に失われていく状況の中、当時の有漢の人たちは"四ツ拍子"という約300年前から伝わる有漢で最も古い音頭に"綱島夫妻"の物語を当て込み、それらの伝承が消滅するのを防ぐ為、"長蔵音頭"として昭和50年代に作られたが、その後、音頭取りが亡くなり後継者育成がうまくいかなかった事や人口減少、娯楽の発展などにより今から約20年前に消滅した。

■2017年に地域おこし協力隊として赴任したハブヒロシは、町に残る古い芸能を探している中でかつて"長蔵音頭"という盆踊りがあったことを知り、様々な資料や地域の協力を得ながら遂に "長蔵音頭"の再現に成功。20年以上近く途絶えていた"長蔵音頭"の復活に沸く有漢町。今後は精力的に町のお祭りなどでも披露する。 

収録曲について

■「長蔵音頭」に加え、岡山県三大盆踊りの一つであり、高梁を代表する盆踊り「松山踊り」「ヤトサ」も収録。それらは全く新しい音楽として、従来の音頭から大胆にアレンジされた形で演奏されている。各曲のカラオケ版も加えられており、自ら音頭を歌い楽しむ事もできる。

※CDアルバムのブックレットで詳しい解説をしています。

 是非そちらをご覧ください。

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